春の息吹と新体制のチーム農園スタート
執筆者:吉良佳晃、置塩ひかる、渞規士
春の息吹と共に、吉良農園も新たなスタートを切りました。
私たちが目指すのは、単に野菜を生産する場所ではなく、多様な才能が混ざり合い、里山の可能性を次世代へとつなぐ農園です。
私たちの野菜を最高の料理へと昇華させてくれるシェフの皆様、そして共に汗を流す仲間へ、これからの吉良農園の「姿勢」をここに宣言します。

「越境型人財」が集う場へ
これまでは「農家が農家として農業を継いでいく」ことにこだわっていました。しかしここに凝り固まっていては、吉良農園の農業・私たちの農村をつないでいくことが難しいことに気が付きました。これからは、地域の内外を問わず、多様なバックグラウンドを持つ越境型のメンバーとチームを組み、農業のプロだけでなく、他業界の知見やクリエイティブな視点を持つ人が関わることで、里山に新しい風を吹き込みます。野菜を「育てる」だけでなく、「伝える」「つなぐ」「仕組みをつくる」など、個々の専門性を農園の力に変えていきます。
私たちの原点「プリンシプル」の確立
迷ったとき、困難に直面したとき、私たちが常に立ち返るための「プリンシプル」を策定します。自然の循環を尊重し、この土地の生態系の一部として農業を営むという里山における有機農業を体現すること。これまで培ってきた独自の技術、体系、そしてこの地域ならではの特徴を言語化し、共通の指針とします。私たちが守るべきものは何か、なぜこの方法で育てるのか。それらの原点を全メンバーが共有し、一貫した姿勢で野菜つくり、農業に向き合います。
シェフの皆様と: 地域の歴史と自然、多様な個性が集う熱量から生まれた野菜に、より深い里山の物語を添えていただいています。
野菜定期便を通じて: 吉良農園はあなたの「第2の故郷」です。お届けする野菜や豆、お米を通じて、里山とつながる新しい日常を始めてみませんか。
共に働く仲間へ: みんなの「農業以外の強み」も輝かせて、この場所で、里山と農業の新しい形を一緒に描いていきましょう。
地域の皆様へ:これまで紡いでこられた歴史と環境を私たちと一緒に次世代へつないでいきましょう。
2026年4月からの吉良農園コアメンバーを改めて紹介します。

吉良佳晃(きら よしてる)
1984年丹波篠山市生まれ。京都大学工学部を卒業後、化学メーカーに就職。スマホやタブレットに使用されている透明導電性フィルムの設計・開発に従事。生きものを追いかけ、山や川で遊んだ原点を大切にしたいと故郷の丹波篠山へUターンし家業である農園を2020年に継業。翌2021年には里山を未来へつなげる事業を手がける一般社団法人AZEを設立。丹波篠山の自然と文化をこよなく愛する。

置塩ひかる(おきしお ひかる)
兵庫県生まれ、広島育ち、中高をアメリカで過ごす。大阪大学人間科学部卒業。大学休学中に丹波篠山でファームステイをしたことがきっかけにAZE、2023年に吉良農園と、次第に農業との関わりを深めた自身の経験から、地域・農村との多様な関わりを可能にする拠点づくり「AZE HOUSE」に取り組む。ローカルで実践しながら世界とつながりたい。

渞規士(みなもと のりひと)
幼少期を愛媛県の海と山に挟まれたのどかな田舎で過ごす。大学進学を機に関西に移住し、就職&結婚して街中でサラリーマンとして普通の毎日を送る。ある時、社会や環境などから切り離された毎日に疑問を抱くようになり、農村地域での起業を目的に丹波篠山のイノベーターズスクールに入学する。講師を勤めていた吉良代表の活動に賛同し同地域でコミュニティ農園を運営する傍ら2026年度より吉良農園スタッフとして働き始める。前職の経験から企画やプロジェクト運営が得意。
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『丹波篠山 吉良農園』 ~農業を通じて次世代へ~
私たちは丹波篠山にて、「里山における有機農業」を実践するクリエイティブチームです。
【お知らせ】
吉良農園OPEN FARM定期開催決定!! 毎月第4火曜に実施予定です。
第1回:2026年4月28日(火)
春の野菜、野草をご紹介します。
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