交流拠点「AZE HOUSE」

吉良農園の「⾥⼭における有機農業」を続けるためには、畦の草刈りや溝掃除、⾥⼭整備といった環境整備・維持管理が⽋かせません。そこで、農村・⾥⼭との多様な関わりを可能にする交流拠点として、2025年春「AZE HOUSE」(運営:一般社団法人AZE)がオープンしました。

家の改修から農地、山の整備までみんなで行い、新しい形での「住⼈」として、地域での役割を担っていきます。また、農作業の合間に休憩したり、地域の方々とも気軽に立ち寄っておしゃべりしたり。楽しく、心地の良い時間を過ごしながら、新しいSatoyamaを創り、次世代へ紡いでいきます。

今後は、様々な機会にみなさまへのお呼びかけをしてまいります!
オープンチャットにて発信しますので、ぜひご登録のうえ、ふるってご参加ください。

〈現在進行中の企画〉
 ・豆3種オーナー【絶賛募集中!→詳細は、下記チラシにて】
 ・茶摘み、お茶づくり
 ・メンマづくり
 ・家の棚、台などの製作(予定)

「吉良農園 野菜セット」「豆3種オーナー」の売上の一部は、AZE HOUSEの運営(固定費や光熱費など)に充てさせていただきます。ぜひ一緒に楽しみましょう!!

2025豆オーナー

多様な関わりを通じて、これからの時代に合う新しいSatoyamaを創る

” Be Satoyama “

Projects(2022~)

過去の取り組み(2016~2021)

私がUターンし就農した当時から農業の後継者問題は深刻でしたが、並行して営農環境を支える仕事を担う人材の高齢化、受け継がれてきた知識・技能の消失、新しい知見とのシナジー場の不在も大きな課題であると感じていました。そこで農業を軸にした連携を吉良農園SATOYAMA Nature Labとして少しずつ進めていき、2021年からは一般社団法人AZE(共同代表として設立、現在は理事)としてチームで取り組んでいます。ここまでに至る経緯を簡単ですがご紹介します。 

つぼみ学童との連携 

つぼみ学童との連携

休耕田から続く里山をフィールドに京都のつぼみ学童さんと連携して野外活動を展開してきました(2018~2020)。子どもたちの成長の場として、休耕田は最高の遊び・学びのフィールド。
Uターンする前に子どもの通っていた保育園のつながりから、卒園生を中心に活動してきました。
薪を拾い、火起こしから昼食つくり、午後からは野山がフィールドつくられた公園ではない、人と自然との関係性を感じてもらえたらうれしいなという想いです。
現在は新しい拠点であるAZE HOUSEへ活動の場を移していくことを検討しています。

農家が行う生きもの調査 ~農業と里自然~

農家が行う生きもの調査

農業を営む上での活動が自然にどう影響しているのだろうか?
不定期ではありますが、圃場周辺の畦畔や水路、川にて生きもの調査を実施しモニタリング継続中!

篠山イノベーターズスクール

篠山イノベーターズスクール

「農村だからこそできる、新しいしごと」を創り出すチャレンジの場を提供する。
神戸大学と丹波篠山市がコラボした地域密着型の新しいビジネススクールです。
第1期生(2016):クリエイティブ農業CBLを担当

●第6期生(2020):里地里山創造コミュニティCBLを担当
※CBL = Community Based Learningの略

草刈りチーム「畦師~AZESHI~」

草刈り

農業を営む上で欠かせないのが草刈り作業。
美しい田園風景、里山風景も草刈りをはじめとした手入れがはいっているからこそ。
現在、農業の担い手不足の裏側で、この草刈りが大きな負担となってきています。
そこで、神戸大学フィールドセンター(播磨、丹波篠山)にて、この課題を解決すべくワークショップを重ねてきました。合言葉は、「草刈りを楽しもう!職人になろう!」です

播磨畦師

●丹波畦師(準備中)

2020年1月29日 草刈り人材育成ワークショップ(神戸大学東播磨フィールドステーション)

2020年8月7日 草刈サービスをつくる 公開作戦会議(丹波篠山農村イノベーションラボ)

2020年9月10日 丹波畦師プロジェクト始動(丹波篠山 写真新聞)

2020年10月4日 草刈通じて「関係人口」増を(丹波新聞)

2021年1月21日 協働ではじめる環境・まち・未来づくり(丹波篠山市役所サイト)

2021年1月25日 草刈担い手の育成を議論(神戸新聞next)