化学肥料・農薬を使用せず、年間約60品種の野菜を栽培し、ハーブや野草もご提供しております

理念

農業の担い手不足、食料自給率の低下、生物多様性の保全、獣がい対策、農村原風景の伝承など農村をとりまく課題は多岐にわたります。複雑にからまりあった課題に取り組み続けていくために、私たちは農地を食糧生産工場ととらえるのではなく、その周囲の自然環境をも含めた生産、学び、成長の場ととらえます。

野菜を芸術の域に昇華されるレストランの方々、

共に農作業に携わるスタッフのみんな、

水路・川・里山など環境を保全してきた地域の方々、

野山をフィールドに一緒に遊ぶ子どもたち、大学生の方々、ご協力いただく方々

と共に農業農村のミライを創っていきたい。
私たちはここ丹波篠山にて「里山における農業」を実践し、新しい生き方の創造につなげていきます。

 丹波篠山 吉良農園 代表 吉良佳晃
Tamba-Sasayama KIRA FARM CEO Kira Yoshiteru

歴史

1995年6月  阪神淡路大震災を機に、父 正博が専業農家に転身
       ●直売所「野菜の村」をはじめる
2000年    篠山 旬の市に出店
        「吉良有機農園」に屋号変更
       ●シェフと直接つながるスタイルへと少しずつシフト
2014年    長男 佳晃が化学メーカーを退職し、通いにて農業に携わる
2018年    家族でUターンし、農業を本格スタート
2020年    事業を継承
        「丹波篠山 吉良農園」に屋号変更
       ●農業を「圃場」から「里山」へと視点を広げる
2025年    創業30周年を迎える

地域資源の循環、肥料、生きものの話

当農園では、肥料として学校給食のリサイクル堆肥、刈り草を燃やした草木灰、ミネラルとして貝殻粉砕粉を使用しています。また栽培中は刈り草を利用した草マルチ、間伐した竹を杭にするなど、できるだけ土に還る資材の活用に取り組んでおります。

また配慮だけでなく周囲の自然環境は実際どうなっているのか?を知るためにも、定期的に生きもの調査を実施し、営農と自然とのバランスを保つ仕組み作りにも挑戦中です。

肥料と耕運
肥料として農地に施すものは、できるだけ循環する資源を活用
刈り草の利用と草花
周囲の草刈管理と活用を長年バランスさせてきたことで息づく野草たち
山仕事と生きものと紅葉
「里山」という環境・システムには農の営みも含まれています。冬の山仕事、クワガタムシ、秋の紅葉、すべてはつながっています。
素掘り水路と田んぼと生きもの
素掘り水路と生き物たち。田んぼにつながる水辺も、人と自然の共生サイトのひとつです。
多品種の野菜をほ場環境・季節に応じて栽培していきます。
素掘り水路と田んぼと生きもの
山林、草地、水路、すべてが維持管理されていることではじめて農業に取組めます。縁の下を支える仕組みが大切です。

チームとこれから

「越境型人財」が集う場へ

これまでは「農家が農家として農業を継いでいく」ことにこだわっていました。しかしここに凝り固まっていては、吉良農園の農業・私たちの農村をつないでいくことが難しいことに気が付きました。これからは、地域の内外を問わず、多様なバックグラウンドを持つ越境型のメンバーとチームを組み、農業のプロだけでなく、他業界の知見やクリエイティブな視点を持つ人が関わることで、里山に新しい風を吹き込みます。野菜を「育てる」だけでなく、「伝える」「つなぐ」「仕組みをつくる」など、個々の専門性を農園の力に変えていきます。

私たちの原点「プリンシプル」の確立

迷ったとき、困難に直面したとき、私たちが常に立ち返るための「プリンシプル」を策定します。自然の循環を尊重し、この土地の生態系の一部として農業を営むという里山における有機農業を体現すること。これまで培ってきた独自の技術、体系、そしてこの地域ならではの特徴を言語化し、共通の指針とします。私たちが守るべきものは何か、なぜこの方法で育てるのか。それらの原点を全メンバーが共有し、一貫した姿勢で野菜つくり、農業に向き合います。

丹波篠山 吉良農園 2026コアメンバー

吉良佳晃(きら よしてる)

1984年丹波篠山市生まれ。京都大学工学部を卒業後、化学メーカーに就職。スマホやタブレットに使用されている透明導電性フィルムの設計・開発に従事。生きものを追いかけ、山や川で遊んだ原点を大切にしたいと故郷の丹波篠山へUターンし家業である農園を2020年に継業。翌2021年には里山を未来へつなげる事業を手がける一般社団法人AZEを設立。丹波篠山の自然と文化をこよなく愛する。

置塩ひかる(おきしお ひかる)

兵庫県生まれ、広島育ち、中高をアメリカで過ごす。大阪大学人間科学部卒業。大学休学中に丹波篠山でファームステイをしたことがきっかけにAZE、2023年に吉良農園と、次第に農業との関わりを深めた自身の経験から、地域・農村との多様な関わりを可能にする拠点づくり「AZEHOUSE」に取り組む。ローカルで実践しながら世界とつながりたい。

渞規士(みなもと のりひと)

幼少期を愛媛県の海と山に挟まれたのどかな田舎で過ごす。大学進学 を機に関西に移住し、就職&結婚して街中でサラリーマンとして普通の毎日を送る。ある時、社会や環境などから切り離された毎日に疑問を抱くようになり、農村地域での起業を目的に丹波篠山のイノベーターズスクールに入学する。講師を勤めていた吉良代表の活動に賛同し同地域でコミュニティ農園を運営する傍ら2026年度より吉良農園スタッフとして働き始める。前職の経験から企画やプロジェクト運営が得意。

<メディア・発表・出版など>

2026年3月31日 未来へのバトン、どうつなぐ(神戸新聞)
 丹波篠山国際博フィナーレイベント「未来へのバトンフォーラム」登壇

2026年2月20日 「すぐれもの」に7件 丹波県民局が大賞選ぶ(丹波新聞)
 一般社団法人AZEの事業ミチのムコウ「100人ではぐくむ 名前はまだ無い日本酒」が
 令和7年度丹波すぐれもの大賞-TAMBA INNOVATION AWARD- を受賞

2026年1月17日 令和7年度兵庫県立篠山東雲高等学校 成果発表会 
 講演「農都 丹波篠山を未来へ ~これからの農業・農家の役割~」

2025年5月26日 田んぼに幽玄世界 あぜで「能」上演 豊穣の秋願って(丹波新聞)
 丹波篠山国際博 特別企画「農村×能村」一般社団法人AZEプレゼンツ

2025年4月12日 【兵庫】神がかり的な熟練職人スキル!みたことない衝撃メニュー満載のコース料理 第30話 丹波篠山市「岩茶房丹波ことり」(YouTube)
 中華料理「青椒(ぴーまん)」さんと「岩茶房丹波ことり」さんのコラボに生産者として
 (1:45~9:05に畑の様子や大切にしていること等インタビューがあります)

2025年3月18日「農業者ら発表 担い手育成の現状など共有 高校生らの発表も」(丹波新聞)
 実施部門:令和6年度新部門・新技術・新作物等導入試験支援事業
 発表テーマ:黒枝豆における土づくり施肥の効果比較

2024年12月8日放送 日本の原風景”里山”「ひょうご発信!」THAT’S FIPAVI~】(サンテレビ)
 大阪・関西万博2025 ひょうごフィールドパビリオン特集「Be SATOYAMA EXPO 2025」
 ミチのムコウ「100人ではぐくむ 名前はまだ無い日本酒プロジェクト」

2024年12月2~4日開催 「IFOAM The 21st Organic World Congress 2024 in Taiwan」
 発表分科会:Knowledge and Practice Sharing
 発表テーマ:CHALLENGES FOR NATURE POSITIVE AGRICULTURE IN “SATOYAMA”

2024年11月電子出版 「IFOAM Asia」有機農業の事例集に掲載
 事例集:Global Organic Agricultural Innovations 2024 BOOK
 報文名:Co-creating a next sustainable SATOYAMA through Michinomukou Model
 ダウンロード:https://www.ifoamasia.org/publications/ (無料で閲覧できます P43~46掲載)

2024年10月2~4日開催「第10回 オーガニックライフスタイルEXPO」
 丹波篠山市のオーガニックビレッジへの挑戦の事例として紹介   https://www.maff.go.jp/j/seisan/kankyo/yuuki/attach/pdf/jichinet-109.pdf

2023年4月2日 『見る 思う』(神戸新聞)
 掲載記事「農村へ出かけ新しい価値つくろう」

2023年3月18日 三田市農業基本計画フォーラム「みんなでつくる三田ブランド」
 基調講演「みんなでつくる新しい農業・里山のカタチ」

2021年8月5日 小山龍介のライフハックch ーLocal Fieldwork 01(YouTube)
 日本のテロワールは畦にある「丹波篠山 吉良農園」

2021年4月 広報「丹波篠山」FOCUS~輝く人たち~Vol.7
 野菜つくり、人づくり

2020年8月12日「たんばのひと」(丹波新聞)
 地域農業と自然環境とを未来へつないでいくために

2020年3月24日 広報「丹波篠山」2019年1月号
 新春座談会ー丹波篠山の明るい未来を語ろうー

2019年6月16日放送「地域農業への取り組み」(サンテレビ)
 ひょうご発信!IDOカフェにて兵庫県井戸知事との対談

2016年12月3日放送の『LIFE~夢のカタチ~』(ABC朝日放送)
 フレンチレストラン「ひわの蔵」 生産者の一人として

2015年9月23日放送の『おとな会〜オトナ度ちょい増しTV〜』(MBS放送)
 おとなの遠足 丹波篠山編

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