【ミチのムコウ】丹波篠山国際博オリジナル企画『農村×能村』 田植えVer
100人ではぐくむ名前はまだ無い日本酒
今年も田植えが始まりました。しかも今回は丹波篠山国際博オリジナル企画の『農村×能村 田植えVer』として、3000年続いてきた稲作と700年受け継がれてきた能楽の共演が実現しました。

このプロジェクトも4年目、今年の田植えを振り返ってみましょう。
【DAY 1 5月8日(木)AM】


平日開催ということもあり参加はお二人でしたが、ミチのムコウメンバーと4人で1枚の田んぼ(約3.5畝≒350m2)を植え切りました。参加いただいたお二方はこの2月にユニトピアささやまにて開催した『SDGs地域ミーティングささやま』の実行委員会のメンバーでもあり、半年かけて企画・準備してきた仲間です。1泊2日のプログラムでとことん議論しました。
⇒ SDGs地域ミーティングささやま2025@ユニトピアささやま
【DAY 2 5月10日(土)AM、PM 農村×能村プログラム】
3日前の天気予報では降水確率100%。これは中止なのか・・・と、何とか予報がかわってくれと祈る毎日。すると2日前には曇りに、前日の予報では田植えの時間だけ晴れ間がさすという奇跡がおこり無事に開催することができました。
「離れていても、心は通じ合っている」
能楽師 上田宜照さんから「高砂」の意味を解説いただきながら、心を一つにした田植え。
自然と歴史に敬意をはらい、秋の豊作を願いながら1株1株植えていきました。


【DAY 3 5月11日(日)AM】
田植え最終日の今日は47名(うち子ども12名)の参加。子どもたちの参加が多く、にぎやかな田植えとなりました。はじめは田んぼに入るのも躊躇していましたが、次第に慣れていき途中からは全身泥だらけになりながら植えていました。田んぼの中にいるオタマジャクシやカエルの気分になっていたのかもしれません(笑)。



田植えが終わり、これからは水管理や草の管理、必要に応じて追肥を行い、稲の生長をサポートしていきます。
次のイベントはオプション企画の生きもの観察会。
例年子どもたちに大人気のイベントです。田んぼに住む生きもの、普段は見落としがちな畦の植物など、田んぼでの新しい出会いがあることでしょう。
田植え後にはたくさんの生きものが生活していく田んぼ。
このプロジェクト名である『100人ではぐくむ名前はまだ無い日本酒』には、
①私たちが楽しむお酒を稲から育む
②田んぼで生活する生きものを育む
③能とのコラボのように文化を育む
④プロジェクト収益により新拠点にて、若い人たちが農村で学び成長する機会を育む
という想いが込められています。
農を起点に多様な関わりが生まれる、こうした場をつくることに興味のある方は是非ご参加ください!
★丹波新聞さんに記事にしていただきました!
2025.5.18『田んぼにて幽玄世界』
★100人ではぐくむ名前はまだ無い日本酒今からでもエントリー可能です!
★これから参加可能なイベント
●6月の生きもの観察会(オプション企画)
●9月の稲刈り
●10月のお酒の名前&デザイン応募
●11月の酒蔵見学
●12月のお披露目・開栓式
【米つくりの暦:五百万石】


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『土』から『口』まで、より『良』きつながりを。
私たちは丹波篠山にて、「里山における有機農業」を実践するクリエイティブチームです。
【お知らせ】
●連携:新たな活動拠点「AZE HOUSE」が4/19オープン!
●農園:チームとして食と農を次世代へ「Open Farm for Chef(仮)」開催企画中!
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