秋から冬へ

11月下旬の紅葉、12月からの霜、そして先週の雪と秋から冬までがあっという間です。

11月後半の紅葉
毎朝のようにでる丹波霧。
12月に入るころには霧から霜にかわります。

朝晩がしっかりと冷え込むこの季節。
ここ丹波篠山では野菜の味がぎゅっと濃縮され、より一層美味しくなる時期に入ります。

野菜たちは寒さにじっと耐え、自らを守るために糖度を高めていきます。

また夏の間大変だった畑の中や畦(あぜ)の草刈り管理は一段落ですが、冬は山仕事があります。
自分たちで食べる分だけですが狩猟(ワナ猟)、山の整備(薪つくりのための伐採)を行っていきます。

現在の里山は放置されて久しく、畑のすぐそばまで山が迫ってきています。
毎年、シカやイノシシ、アライグマによる獣がいに悩まされ、本来の営農以外の対策に
時間も費用もとられていきます。
このような水際対策ばかりでは根本解決にはならない。
少しずつですが、自分たちで猟をし、山にも手を入れていくことで持続可能な農業環境と
なることを目指しています。

12月17日 一面雪景色に