篠山イノベーターズスクール第6期

2020 篠山イノベーターズスクール第6期がスタートしています。
その中で「里地里山創造のコミュニティビジネスCBL」を担当させていただき、
先週その第4回目が終了しました。

本スクールでは起業や経営、農村地域に関する専門的なセミナー(座学)と
地域ビジネス実践者に学ぶCBL(実践)の2本柱で進められ、
さらに受講後は起業・継業に関するサポートも受けることができます。
CBL(Community Based Learning = コミュニティをベースとした学習)とは、
地域における実際のビジネスにふれることで、自らの事業へより具体的に展開できるような
実学セミナーです。

JR篠山口駅直結の農村イノベーションラボ

詳しくは、

篠山イノベーターズスクール
https://school.sasayamalab.jp/

 

今回担当している里地里山CBLでは、「地域に根差した学びの場形成」ととらえ、
受講生や地域の方々、これからのパートナーとともに地域に眠る里資源を見直し、
企画を創る段階からの取組みとなります。

第1回   受講生の方々の自己紹介、里地里山の形成について一般的な導入
第2・3回 現地実習で、吉良農園の圃場、草地の利用とその関係、耕作放棄地の再生、里山林へ
第4回   コミュニティづくりへ向けたビジョンや課題共有

各CBL、セミナーレポートは
篠山イノベーターズスクールfacebook
https://www.facebook.com/school.sasayamalab.jp/

と全6回のうち折り返し地点を通過しました。
CBLとしては第6回(12月)で終了となりますが、地域づくりは少なくとも10年スパンと考えます。
スピンオフとして始めた古市未来創造塾や畦師の活動は継続し、ブラッシュアップしてカタチにしていきます。
何よりこういったコンセプト段階からのアイデアや企画、取組みをシェアすることの意味を大切にしていきたいと思います。

このコロナ禍において感染防止対策を講じながらの講義や実習ですので、リアルとリモートとのハイブリッドが基本となり、
現場の様子、受講生の方々の想いやビジョンを形式知でなく肌感覚で共有することの難しさに直面しています(ひとえに私の力不足が原因なのですが)。
受講生の方々の活きた学びの場となっているか悩みながらも、意見交換の場ではプロフェッショナルな視点からのアイデアやなかなかイメージが湧きにくいといった実感に即したコメントなどが飛び交い、
少しずつですが課題の共有に向けての場が形成されつつあると感じています。
今後の社会における実践知の本質に向き合う素晴らしい機会をいただいているなと感謝の気持ちです。

さて、第5回は旧宿場町である古市の町歩きとマッピング(CBL)から古市の歴史の話(古市塾にて宗玄寺ご住職より)と
わたし自身もとても楽しみしている回になります。
参加されるみなさまと一緒にワイワイと学びを深めていきたいと思います!!
    

篠山イノベーターズスクール
第6期 里地里山創造のコミュニティビジネスCBL